リジュラン注射とは
リジュラン注射は、サーモンから抽出したポリヌクレオチド(PN)を高濃度で配合した注射製剤です。
リジュランの主成分であるポリヌクレオチドはDNAを構成する物質の一つで、肌そのものの自己再生力を促す作用があり、加齢や紫外線でダメージを受けた皮膚組織の再生効果が期待できます。
リジュランに含まれるポリヌクレオチドは肌の線維芽細胞などに働きかけて、エラスチンやコラーゲンの生成を促し、肌のハリや弾力が回復し、潤いのある若々しい肌に導いてくれます。また、古くなった肌の角質や老廃物の排出を促すため、くすみやシミの改善効果も期待できます。
他の注入治療との違い
リジュランはサーモンから抽出したポリヌクレオチドが有効成分となっています。
皮膚の自己回復力を活性化し、皮膚を正常な状態に回復させることを目的とした製剤です。
加齢によりハリが減ってきた、小じわが増えたなど、アンチエイジングを目的に行うのに適した治療です。
リジュランはヒアルロン酸注入のような注入物でボリュームを出すのではなく、自身のコラーゲンや内部組織の活性化を図り、若返りを目指す注射です。
繰り返しの施術により、自身の皮膚組織を若返らせ、自然な変化を目指します。
ヒアルロン酸やボトックスなどの注入治療は、時間が経つにつれて効果が薄れてきますが、リジュランは皮膚の自己再生治療のため、元に戻りにくいという特徴があり、加齢による変化を押しとどめることができます。
リジュランヒーラーとリジュランアイの違い
どちらもサーモン由来のポリヌクレオチド製剤(高濃度サーモン注射)で小じわや肌質の改善、毛穴の引き締め効果が期待されます。
オリジナルのリジュラン(リジュランヒーラー)はポリヌクレオチドの含有量が2%と高濃度で粘性が高く、皮膚の再生効果や肌を支える効果がより高くなります。1本当たりの容量も2㏄で、リジュランアイに比べて2倍の容量です。
リジュランアイは皮膚の薄い目元専用の製剤で、粘性が低いため注入時の痛みがより少なくいのが特徴ですが、その分、分解吸収が早く、目元以外の部位には勧められません。また1本当たりの容量も1㏄とオリジナルのリジュランの半分の量です。
目元にはリジュランアイ1本(1㏄)で左右の目元にそれぞれ0.5㏄ずつ細かく注射していきます。
目元以外の部位はリジュランヒーラーを使用しますが、使用量の目安は両頬で1本(2㏄)、頬からフェイスラインまでの範囲の場合は2本(4㏄)が最低必要量です。
こんなお悩みに
・肌のハリ・ツヤを取り戻したい
・毛穴の開きが気になる
・目元の小じわが気になる
・目の下のクマを解消したい
・肌のくすみが気になる
・首やデコルテ、手の甲のしわを改善したい
・より自然な仕上がりの注入術を探している
施術の流れ
STEP1 カウンセリング
カウンセリングでは、お肌のお悩みなどを詳しくお伺いします。
カウンセリング時間は余裕を持ってお取りしていますので、施術についてご不明な点・ご不安なことがありましたら、どんなことでもご相談ください。
STEP2 表面麻酔(麻酔クリームまたは麻酔テープ)
パウダールームで洗顔していただいた後、麻酔クリームを塗布します。目元は麻酔テープを貼ります。20分ほどおいて麻酔クリームを拭き取ります。
STEP3 施術(約20分)
リジュラン®️を医師が極細の針を用いて皮内注射していきます。
STEP4 クーリング
リスク・副作用・ダウンタイム
日常生活:シャワー・入浴は当日より可能です。
メイク:処置翌日から可能です。
肌の状態:施術直後は注射部位が蚊に刺された跡のような膨疹となります。またその周囲の赤みと腫れが出ますが数時間でおさまります。
痛み:塗布麻酔をするため痛みを感じることはほとんどありませんが、少しチクッとした痛みを感じることがあります。
副作用:注入部位に赤みが持続したり内出血がみられることがありますが時間の経過とともに解消されます。ごくまれにアレルギー、感染などが発生する場合があります。万一赤みや熱感をともなう腫れ等が出現した場合は早めに医師の診察をお受けください。